【コピー&MIXしてみた】ストレイテナー - TRAVELING GARGOYLE ③ 【コンプ 設定編】

前回に続いて、「自分のMIX能力を向上させること」が目的の記事です。

 

【コピー&MIXしてみた】ストレイテナー - TRAVELING GARGOYLE ① 【改善点の洗出】

https://pmb-blog.hatenablog.com/entry/2020/05/28/214907

 

【コピー&MIXしてみた】ストレイテナー - TRAVELING GARGOYLE ② 【コンプ 気づき編】

https://pmb-blog.hatenablog.com/entry/2020/05/30/160000

 

 

 

 

 

今回は、以前のコンプのお勉強をして気づいたことをもとに、

どのような設定にしたかをつらつらと書きたいと思います。

 

 

※全体構成

計4トラック(AddictiveDrums / AMPLE BASS Lite / ギターAudioトラック x 2 )

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1, AddictiveDrums トラック

ドラムはギターロック系なので、AddictiveDrumsの既存プリセットを使用。

パラアウトは面倒だったので、ドラムセットのMASTERを1つのトラックにまとめて出力しています。

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①キック

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左がコンプ&Driveの設定。右はおまけでEQを載せています。

 

コンプの設定は、

レシオ:1:4.5

アタックタイム:12ms

リリースタイム:260ms

 

スレッショルドはGRは3dbを超えないよう設定しております。

 

リズム感を出す重要な低音なので、

楽曲中での密度をそれなりに出したいと思い、レシオはきつめにしています。

 

 

②スネア

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レシオ:1:3.0

アタックタイム:16ms

リリースタイム:100ms

 

続いてスネア。

スネアも存在感を出したいところ。ですが、Voやギターなどの音域が被るので、

アタック感はそれなりに出すが、リリースタイムは100ms程度にしといて、

余分な余韻は抑える形に設定してみました。

 

 

③ハット

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レシオ:1:2.8

アタックタイム:28ms

リリースタイム:250ms

 

アタックタイムを28msと長めに、リリースタイムを250msに設定することで、

アタック感ではなく、空気感を重視してみました。

「高い周波数のもの(金物)は、なるべく音を埋めるために、

リリースタイムは長めの方がいいのでは?」と考えた結果ですね。

 

コンプの設定ではないですが、

あくまで、ギターロックなので、Driveを少し設定して歪み付け足すことで、

勢いは殺さないようにしてます。

 

 

④オーバーヘッド

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レシオ:1:2.0

アタックタイム:25ms

リリースタイム:260ms

 

クラッシュシンバルやライドシンバルがメインとなるここでは、

ハイハットよりもう少し空気感を重視するべく、

レシオを緩めにし、リリースタイムも同等の長さにしています。

 

 

⑤ルーム

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レシオ:1:2.5

アタックタイム:25ms

リリースタイム:300ms

 

部屋の空気感で音の隙間を埋めるような意識で、

リリースタイムは最長の300msに設定してます。

 

 

 

2.AMPLE BASS Lite トラック

お次はベーストラック。聞いてみたら、音量差が激しく、ダイナミクスが安定していなかったため、2つコンプを指しています。

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①一つ目コンプ(Waves RCompressor)

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レシオ:1:4.0

アタックタイム:10ms

リリースタイム:200ms

 

まず1つ目では、音量が大きすぎる部分を無理なくコンプレッションすることを意識しました。

ベースもリズム支える重要な低音部分なので、密度を高くするために、

レシオを少しきつめに、アタックタイムを早く設定し、がっつりかけています。

 

ただ、つぶれた音の塊が聞こえてくるのだけは避けたいので、

上図には掲載されていませんが、GRは3dbを超えないようにしてます。

 

 

②二つ目コンプ(Waves RCompressor)

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レシオ:1:3.0

アタックタイム:20ms

リリースタイム:200ms

 

一つ目で音がつぶれない程度にしっかりコンプをかけて、

二つ目で自然にコンプをかけて、ダイナミクスを平坦化させています。

 

自然に近いコンプ設定で、GRは~2dbに収まるようさらっとかけています。

 

 

3. ギターAudioトラック

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次はギターです。2トラックあり、各々に1つずつコンプを差し込んでいます。

 

①ギター1

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レシオ:1:4.0

アタックタイム:20ms

リリースタイム:150ms

 

このギターは、TREBLE強めにコードをかき鳴らしているトラックです。

コードなんですけど、粗々しさをイメージして、

「アタック感強め、かつ、ダイナミクス」もちゃんと残したいという気持ちがありました。

 

なので、レシオはきつめでしっかりコンプはかけつつも、

アタックタイムを少し遅め・リリースタイムを短めにすることで、

アタック感の強調とダイナミクスの残留を共存させたい気持ちの設定にしています。

 

 

②ギター2

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レシオ:1:5.0

アタックタイム:8ms

リリースタイム:250ms

 

ギター1と比べ、こちらはコードで音の壁を作りたい一心。

なので、レシオきつめ、アタックタイム早め、リリースタイム長めにしています。

 

 

 

 

これで全トラックのコンプ設定が完了したわけです。

 

 

んで、前回の記事にも上げましたが、以下がそのトラック。

※ちなみにこのトラックは、EQは必要最低限&マキシマイザーも適当なので、

 昔のトラックよりも音質差・音量差があります。。。

 

 

前と比べて比較的、ナチュラルになった気がしますね。

ただ、やはり余計な音圧どころか、

ロックに必要ないい感じの音圧すら抜けたような、。、

 

まぁ、それは全体にかけるコンプやらマキシマイザーでなんとかなりそうですが。

 

 

 

 

ということで、

コンプを勉強した結果、どういう意識をして設定したか、ということを説明しました。

 

 

もっとこうしたほうがいいとか、間違っている箇所などありましたら、

是非、ご意見お願いいたします。

 

 

 

以上。

【目標】今月の反省点・来月の目標【2020年05月】

本日で5月も最終日なので、表記題をまとめようかなと。

 

 

【2020年05月の反省点】

・読書が少なかった。

 →技術書を1冊しか読まなかった。

・朝早く起きれなかった。

 →在宅勤務にかこつけて08:30後に起床することが多かった。

・ダイエットの目標体重に届かなかった。(+1.0kg)

 →FitBoxingを週2日ペースだけやっていただけだった。

・テレビを見てぼーっとする時間が多かった。

 →1日2時間くらいは無駄にしてるかも、。

・人に対してイラつくことが多かった。

 →相手の態度が悪い事が主な原因だが、自分にも心の余裕がなかったのかなと思った。

・ギターの練習量が少なかった。

 →3曲以上コピーはしたが、あまり上達していないように思った。

・仕事にメリハリがなかった。

 →コロナ影響下で仕事量が少なく、だらだらしていた。

 

 

【2020年05月の良かった点】

・ギターで3曲以上コピーした。

・1曲作った。

・仕事の残業が少なかった。

・毎日頭皮マッサージを続けた。

・毎日フェイスケアをした。

・1週間に1度の頻度で、部屋を掃除した。

 

 

【2020年06月の目標】

・目標体重までダイエットする。

 →毎日FitBoxing。3日に1回筋トレ。

・毎日朝06:00に起きる。

 →23:30までにベッドに入る。夜はスマホを見ずに読書する。

・2冊読書する。

 →まずは毎日1ページでいいから読む習慣をつける。

・テレビを見ない。

 →テレビを見る時間は、食事時だけにする。

・ギターで3曲以上コピーする。

 →毎日練習する。

・2曲作る。

 →週末は作曲作業に専念する。また音作りの勉強として、コンストラクションキットに2つ以上触れる。

・仕事でいらつかない。

 →不機嫌な態度を出さないよう心掛ける。

・基本情報と簿記2級の勉強を始める。

 →仕事で時間が空いた時間で意識的に参考書を読むようにする。

・ピアノ教則本の内容を1冊やりきる。

 →ピアノに馴れる。

 

 

【今月の所感】

 在宅勤務にかこつけて、なにかとぼーっとする事が多かったような気がする。

 来週か再来週くらいには在宅勤務も終了してしまうので、

 やれることはきちんとやるよう意志を強く持つ事が必要と感じた。

 

 ここには書いてないが、5月初旬に立てた目標に対する達成度は、40%。

 理由は、読書、ダイエット・早起きの目標が、全然達成できていないから。

 

 曲は作れたのはよかった。

 中期目標としては、8月までにEP出せるくらいのストックは作りたい。

 

 

以上。

【コピー&MIXしてみた】ストレイテナー - TRAVELING GARGOYLE ② 【コンプ 気づき編】

前回の改善点洗い出しから、

今回は、「① 所々コンプが掛かりすぎているため、小節頭の音が不自然につぶれている」から、見直していくことにします。

 

 

※前回の記事と音源は、以下。

https://pmb-blog.hatenablog.com/entry/2020/05/28/214907

 

 

 

 

まず録音環境の紹介から。

使用しているDAWは、Cubase

トラック構成としては、元が3ピースのため、

ドラム(Addictive Drums)、ベース(AMPLE BASS lite)、ギター2本

の凄まじくシンプルなものとなっております。

 

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前回のMIX時、音圧をとりあえず稼ごうと、適当にコンプをかけすぎてていたため、

不自然な迫力が生じてしまい、アタックが強調されすぎた不快な曲になっていました。

 

 

 

 

各トラックに対し、コンプをどのようにかけるべきか、

自分なりに調べたところ、以下のポイントが重要かなと。

 

 

各トラックで聞かせたい音量感(前後関係)を意識しながら、コンプを設定する。

 

 

 

何がいいたいか説明するために、まず音量について、説明します。

 

 

まず、人間は、「音が大きい = 近くでハッキリ聞こえる」ように認識されます。

反対を言うと、「音が小さい = 遠くでぼやけて聞こえる」ということでもあります。

 

当たり前ですが、MIXする際に大切なことの1つとして、

各トラックの音量バランスを整えることが挙げられます。

 

極端ですが、ベースの音量がとても大きく、ボーカルがささやき程度にしか聞こえないようなMIX調整がされていたら、

聞き手にとって、ベースがとても近くでベンベンベンベン煩く演奏し、

逆にボーカルが遠くでボソボソ歌ってるような距離感に違和感を覚えるはずです。

 

 

DTMをしている人なら、このことを承知で、

音量調整する際は、聞き手にとって自然な音量感で聞かせるよう意識するはずです。

 

個人の好みもあると思いますが、

一番聞かせたいボーカルを目立たせるために大きく。

リズムの要であるキックも大きめに。

ベースやギターバッキングはボーカルの後ろで鳴らす感じにするため小さめに……

 

このように音量調整をすることで、

聞き手は、さも本当に演奏しているものを聴いているような認識を得るのです。

 

 

 

で、これがコンプにどう繋がるかというと、

コンプの設定内容には、主に以下が3つがあります。

 

 

・レシオ(音量の圧縮比率)

・アタックタイム(コンプがかかるまでの時間)

・リリースタイム(コンプが終わるまでの時間)

 

 

※コンプってそもそも何?というのは、

 他の書籍、サイトにたくさんあるので割愛します。

 

 

 

そして、これらの設定をすることで、聴き手には以下のような印象を体感させます。

 

 

・レシオ(音量の圧縮比率)

 →アタックの音量が変わる。

・アタックタイム(コンプがかかるまでの時間)

・リリースタイム(コンプが終わるまでの時間)

 →音の距離感が変わる。

 

 

先ほど、聞き手にとって自然な音量感で聞かせるよう意識すると書きましたが、

何か関係あるように思えないでしょうか?

 

 

自然な音量感って、ただ音量上げ下げすれば得られるものではないです。

音量の他にも、「ハッキリ聞こえるのか、ぼやけて聞こえるのか」というのも、

1つの要素としてあるはずです。

 

ギターカッティングソロを聴く場合は、「ガガガッ」という勢いのあるアタックが鮮明に聞こえればかっこいいですし、

包み込むようなシンセパッドを聴く場合は、「ふわっ」と遠くでこだましているように聞こえれば美しいものです。

 

 

 

極端な例ですが、ここから言える事として更に極端に言いますと、

コンプでこの「ハッキリ聞こえるのか、ぼやけて聞こえるのか」を調整できるのです。

 

正確にはリバーブのようにぼやけさせること自体は、コンプでは無理なのですが、

音のアタック(音の始まり)の密度と、それがどれくらい続くかを設定することで、 

音の距離感を調整できるといえばいいのでしょうか。

 

そして、その前提を理解したうえで、

音量バランスを整えて、音圧などを出すツールなのかなと。

 

 

 

これを踏まえて先ほどの記載に付け足すとすると、

 

 

・レシオ(音量の圧縮比率)

 →アタックの音量が変わる。

  比率が高ければ、アタックに密度(勢い)が増す。

・アタックタイム(コンプがかかるまでの時間)

・リリースタイム(コンプが終わるまでの時間)

 →音の距離感が変わる。

  アタックタイムを長く&リリースタイムを短くすれば、距離感が近くなる。

  アタックタイムを短く&リリースタイムを長くすれば、距離感が遠くなる。

 

 

こうなります。

 

 

 

これを考慮して、各トラックの音量感を意識しながら、再MIXしてみたものがこちら。

 

 

前回と比べて、変な迫力は無くなって、耳障り度が減ったと思います。

前はMaxmizerもふんだんに使用していたせいか

音量が小さくなってしまいましたが、とてもスッキリした印象になりました。

(コピー元の曲からも印象がだいぶ遠ざかりましたが、。)

 

まぁ、あくまで目的は、

MIX能力を向上させることであって、

完コピすることではないので。

 

これならVocal入れたら丁度よくなるのではないでしょうか?

 

 

 

どのような音量感を意識し設定したかは、後日書きますのでお楽しみに。

 

 

 

 

 

ということで、今日はここまで。

 

 

所感として、

コンプを使う目的を明確に学べたような気がしました。しかしまだ基礎の段階。

あとは、どんどん実践していくのみかなぁ。、。

 

それと今回の目的とは違うのですが、

コピー元曲は3ピースなので全体的に竿陣の音量をアゲアゲにして、音圧を稼いでいる印象を受けました。

ギターロックとしてMIXするなら、

もう少しギター・ベーストラックの音量自体を上げてもいいかもしれませんね。

 

 

 

以上。

【90's Emo】"エモい"という言葉を使う若者達へ【教養盤8紹介】

"エモい"という言葉をよく聞くようになりました。

 

去年の冬頃、

会社からの帰宅途中に"エモい"を連呼している大学生くらいの若者達がいたのを目にして、

その圧倒的な汎用さに驚きつつも、

どこかしら"ヤバい"という言葉のような、

語彙力の低さを象徴するような印象があります。

 

近年突如として現れたように聞こえるこの言葉ですが、

実際は90年代後半くらいからあったような気がします。

 

なぜなら、90年代にはEmoという音楽シーンがあったからです。

 

POPSとかR&Bのようなメジャーシーンとして世間を風靡させるようなものではないのですが、

確かに90~00年代には、Emoシーンが高潮し、一部界隈で騒がれていた時期があったのです。

 

そして、その頃に僕たち30代ジジイは、The Get Up Kids、Mineral、TXXなどを聞いて、

"エモい"、と言葉通り胸を打たれて涙を流していた呟いた時期があったのです。

 

彼らEmoシーンを牽引してきたバンド達は、

溢れる様々な感情を音楽に昇華し、各バンドで全然異なる表現スタイルで、

"エモい"曲を作ってきたと思っています。

 

そんな考えのためか、

私は彼らが表現していた個性とかストーリーとかを含んだ様々な"エモい"感情に対し、

今の若者達が使う"エモい"は、なんの意味も含んでいない、

感想に詰まった場合の逃げ道として使われる、ただの便利な道具のように思えてくるのです。

 

 

まぁ、

"エモい"という言葉を日常的に使ってるのに、

そのルーツを知らないとか、人間として普通にダサいと思うので、

90's ~ 00's Emoの教養盤(教養的名盤)とその中のメジャー曲を紹介します。

 

※あくまでもEmoシーン知らない人向けにまとめたものです。

 ご存じの方は当たり前すぎてつまらないため、ご了承ください。

 

 

① caP'n Jazz -  ANALPHABETAPOLOTHOLOGY

<Little League>

www.youtube.com

 

 キンセラ兄弟 の教養的名盤、かつ、Emoの始まりですね。

 高校生の時(確かそれくらいの若さ)に作った曲が、

 後々のEmoシーンを牽引しているという事実。

 

 初期Emoの特徴で多い

 着地感のないコード・若さ故の初期衝動・よれよれ声を、

 疾走感あるビートに載せる曲が多いです。

 

 このアルバムは非常に語りたいですが、とりあえず一番有名な曲だけで。

 

 

SUNNY DAY REAL ESTATE - Diary

<Seven>

www.youtube.com

 

Nirvana亡きSUBPOPのエースバンドの一つだったSDRE。

 

一番売れたのはこのアルバムで、

感情的な叫びと陰鬱な囁きのような歌のバランスが素晴らしい。

 

言うと怒る人も多いですが、

初期の激情Emoよりは、鬱Emoよりかなと個人的に思っております。

同じ系統としてEngine Downとかも語りたいですが、今は押しとどめといて、

動画では、一番有名かつロック好きな人のウケが良い「Seven」をピックアップしました。

 

(個人的には、SDREのアルバムは「The Rising Tide」が好きです。)

 

 

The Get Up Kids - something to write home about

<Holiday>

www.youtube.com

 

皆大好きゲットアップキッズです。

Emo好きな人の殆どは、全曲シンガロング可能な名盤です。

冗談ではなく、何年か前の所沢空港公園の来日公演では、ほぼ全員歌ってました。

 

知っている人は言わずもがな、

1枚目の学生特有のナイーブさとギラギラした感じが落ち着いて、

少しだけ成長して視野が広くなった青年が、

日々の生活を声高に歌ってるみたいな感じに仕上がってます。

 

パワー感溢れるギターが奏でる「Holiday」は、

ギターロック好きならなにか感じるものがあると思います。

(ただ1枚目を聞いている自分にとっては、「大人になってる」っていう印象の方で

 心揺さぶられる事が多い)

 

※1枚目から曲を選ばなかった理由としては、

2枚目のマイルドさの方が一般にはウケがいいと思ったから。

 

 

④ Mineral - the power of falling

 <gloria>

www.youtube.com

 

Mineralは、個人的には「EndSerenading」が一番好きなのですが、

あくまで認知度、一般の人へのオススメということで、

「the power of falling」から「gloria」をピックアップ。

 

このアルバムは、ギターロックの激しさと美しさが凝縮された1枚という認識です。

 

特にギターのクリーンで鳴らすリフやクリーンアルペジオ部分とかは、

後々のマスエモとかに影響を与えているんじゃないかと、個人的に思ってます。

 

 

Texas Is The Reason - Do You Know Who You Are ?

<Back And To The Left>

www.youtube.com

 

TITRの最初にして最後のフルアルバム。

 

ノーマン(Gt)がハードコア出身だからか、サウンドはそれに近いが、

ハードコアの激しさの中に温かいメロディが混ざった心地よいサウンドに仕上がっている印象を感じます。

 

「激しい」けど、「温かく」て、「やさしい」曲だなぁと、いつ聴いても思います。

 

Mineralのギターの美しさとは違って、

温かいギターフレーズが時折垣間見えるのが好きです。

(個人的には、「Nickel Wound」が好き)

 

 

Braid - Frame & Canvas

<The Nathan Detroits>

www.youtube.com

皆大好きBraid

 

プログレ+ギターロック+キャッチーなメロディと、

遊び心ある楽曲を作るのが、Braidだなと感じます。

 

ですが、個人的に一番言いたいのは、

こんなに遊び心を詰めたような楽曲をスタイリッシュに仕立てて、

一種の爽快感を感じること。これこそが彼らの人を引き付ける魅力かなと思います。

 

このリードトラックである「The New Nathan Detroits」のドラムに影響されて、

よくわからんリズム作った人がEmoバンド界隈にはどれほどいるだろうか、。

 

余談ですが、個人的にはBraidより、

正統派に寄って更にキャッチーになった「Hey Mercedes」の方が好きなのですが、

それは追々……

 

 

⑦ American Football - American Football

<Never Meant>

www.youtube.com

おそらく日本で一番有名(?)な、キンセラ兄弟のバンドの1曲。

 

意識高い大学生が部屋にかけてそうなEmoソングと勝手に認識しておりますが、

名曲なのは相違ないです。

 

テクニカルで軽快だけど決して主張しないドラム、

落ち着いて楽曲を支えるベース、

そして、ギター変則チューニングから奏でる綺麗なアルペジオの重ね弾きが合わさり、

そのセンスの高さに酔いしれるような楽曲に仕上がっていると思います。

 

(特にギターは、Tiny Moving Partsとか、Algernon Cadwalladerに影響を与えているのがわかりますよね)

 

 

⑧ The Promise Ring - Nothing Feels Good

<Why Did Ever We Meet>

www.youtube.com

 

元caP'n Jazzのドラマー  デイビー・ボーレンがギタボを務めるバンドの名盤から、

サビがキャッチーなものをピックアップ。

 

今まで上げたバンドの中でも、このバンドは個人的にとても好きです。

疾走感のあるリズムに青臭い歌メロを乗せる所が個人的にツボです。

 

歌メロはキャッチーなんですが、

その中にヘロヘロした独特の音程の持って行き方をするのが、

若さのひねくれたなにかを感じるとでも言うのでしょうか?

 

このアルバムより疾走感が落ち着いた分、

さらにキャッチー&青臭さに磨きがかかった「Very Emergencyery」もオススメです。

 

 

 

 

と、以上が、教養的名盤の紹介でした。

 

 

 

知っている方々に言いたいこととしては、 

他にも、JimmyEatWorld/Jawbreaker/JetsToBrazil/RainerMaria/ChristieFromtDrive/Penfold/Eliot/SenseField/EngineDown/TheAppleseedCast……

と、Emo界隈で教養的バンドは多くいますが、キリがないため、割愛。

 

後、キンセラ兄弟沼に踏み込んでしまうと、

時間が無限に必要なため、これもキャップとアメフトだけ紹介で、その他は割愛。

 

 

あくまで個人で「これ教養だろ」と感じたものを、

思いついた限りつらつらと書いたものですので、ご参考程度に……

※記載ミスあったらご指摘お願いします。

 

 

 

ということで"エモい"という言葉を使う皆様方……

 

 

 

とりあえず、紹介した名盤全部聞いてから"エモい"を使いましょうね。

 

 

以上。

【コピー&MIXしてみた】ストレイテナー - TRAVELING GARGOYLE ① 【改善点の洗出】

 表題の件、やってみました。(過去のものですけど)

 

 

私はDTMが趣味なのですが、

ギター・MIX技術はいまいちという認識。

 

ネットの文化が進み、DTMerの総人口は著しく増え、

ネット上には、プロ・アマチュア関係なく高クオリティな楽曲で溢れています。

 

そんな中、自分のよくわからんクオリティの楽曲を少しでも改善すべく、

今回はギター録音とMIXに焦点を充てて、改善点を模索しようとする記事です。

 

ここで言いたいのは、あくまでも完コピが目的ではなく、

他人に聞かせても市販の楽曲Lvとして認められるくらいに、

録音技術とMIX能力を向上させること。

 

もしこのブログを訪れている人がいるならば、

それを念頭に、私の気づき以外にも指摘して頂ければ、とても幸いです。 

DTMやってる人、やっていない人関係なく。というかDTMやっていない人の意見の方が重要。

 

 

さて、

今回の私コピーしたネタとなる曲は、此方。

ロキノン厨なら誰でも知っている「ストレイテナー」の「 TRAVELING GARGOYLE」。

www.youtube.com

 

初期テナー特有の若さ&疾走感溢れるナンバーです。

ロキノン厨と言っちゃってますが、私自身ストレイテナーは好きです。

EARLY YEARSから直近アルバムまで語りたいのですが、

この曲のアルバムは特に思い入れあるもので、その中から代表的なこれを選びました。

(テナーについてはいつか語るにしましょう。。。)

 

そして、なによりもギターが簡単。(4~5つのコードだけ覚えれば誰でもできるし)

私、ギターは前からやってるんですが、才能ないので下手なんです。

そのため、手軽にコピーできるため、これを題材に録音&MIXをしたというわけです。

 

 

で、コピーしてMIXしてみたオケが此方 。※色々あるのでVocalは抜き。

 
 
う~ん……………………糞w
 
 
 
まず、不自然な点の洗い出し。
※本当は気づいた点はもっとありますが、重要そうなとこだけピックアップ
 
 ① 所々コンプが掛かりすぎているため、小節頭の音が不自然につぶれている
 ② ギターの音色違いすぎ
 ③ ギターにドンシャリ感が足りない
 ④ ギターのコードチェンジにミス多数
 ⑤ 原曲と比べ、キックがオケに埋もれている
 
 
では、どうすべきか。
 
 
 
① 所々コンプが掛かりすぎているため、小節頭の音が不自然につぶれている
 
ここでは、音像がぐしゃっとして、不自然な音圧になっている事を言ってます。
小節始めのクラッシュシンバル、キック、ベース、ギターが一斉に入る箇所がいい例。
 
原因として思いつくのは、音圧を埋めるべく、コンプをかけすぎていた事かと認識。
ただ独学だから、どれくらいかければいいか不明なんですよね。
 
なので、今後やるべきことは、MIX時のコンプについてお勉強をすることですね。
 
 
 
② ギターの音色違いすぎ
③ ギターにドンシャリ感が足りない
 
②はしょうがない。
だってこちとらホリエさん(テナーのギタボ)と使用機材が全然違うのだから。
JCM800真空管改造Ver+プロのレコーディング環境の音なんか、
こちらの低価格オーディオI/F+Ampitube で表現できるわけない。
それこそ、プロとアマの差が顕著にでるので、②は無視。
 
ですが、③は少し改善できるのかなと。
原曲は、歪みの乗ってるギターの上にVocalがくっきりと分離されている印象があります。
いわゆるドンシャリサウンドですね。MIDはちょうどVocalのためにあけてある感じ。
 
使用している機材の違いは関係なく、
私のオケは、MIDが主張している感じがあり、
Vocalが入ってきた途端、干渉してしまう可能性が大な気がしました。
 
原因は、Vocalを意識しないギターのセッティングと、
MID音域を特に意識していないEQの使い方かなと。
 
対策としては、ギターのセッティングでMIDを気持ち下げ目にすることと、
EQでMID音域のカットを意識してみることですかね。
 
 
 
④ ギターのコードチェンジにミス多数
 
これは私が下手なだけですね。
 
対策としては、毎日ギター練習しましょう。
 
 
 
⑤ 原曲と比べ、キックがオケに埋もれている
 
普通のスピーカーで聞くとあまり違いはわかりませんが、
モニターヘッドフォンで聞くと、キックの気持ちいいアタックがベースとぶつかっている印象。
 
これは原因に思い当たる節があって、
ベースの50Hz付近の鳴りがいい感じに聞こえたので、
ローカットを50Hzからかけていたんですよね。
 
でも、市販の曲(主に邦ロック)では、
ベースとキックはちゃんと分離させるものが多い。(まぁ普通そうだよね)
 
これって個人の好みなのかなぁ。、
 
近づけるとするなら、ベースのローカットを100Hz以下にちゃんとかけること。
ですが、ここら辺って、その他DTMerさんどんなことを意識してかけてるんだろう?
 
もし、自分はこうしてるとかありましたら、ご教授いただきたいです。
 
 
 
 
まとめると、
 
 ① 所々コンプが掛かりすぎているため、小節頭の音が不自然につぶれている
 →そもそも君、コンプはなんぞやか知らないだろ勉強しろks
 
 ② ギターの音色違いすぎ
 →プロの音に似せようなんざ100年早いわ
 
 ③ ギターにドンシャリ感が足りない
 →Vocalのことを考えてない音作りウザ、。
 
 ④ ギターのコードチェンジにミス多数
 →練習しろ
 
 ⑤ 原曲と比べ、キックがオケに埋もれている
 →いろんな曲聞いて自分で判断しろ
 
 
こんな感じで、自分のやるべきことは整理完了。
 
今後も精進あるのみ。
 
 
 
また、気づいた点などありましたら、どなたでもご意見お願いします。
 
DTMerさんなら、「こうしたほうがいいかも」とか。
DTMerさん以外なら、「音質が悪い」や「音量が小さい・うるさい」とか。
 
仕事もそうですが、自分だけで作業すると、
傍から誰が見てもわかるようなミスや違和感に気づけなくなるものです。
 
 
たまたまこのブログ見つけて、
コメントくらい書いてもやっていいぜという方々がいたら、
是非お願いいたします。
 
 
 
以上。

ブログを始めてみました。

表題の通り、ブログを始めてみました。

 

目的は以下の通り。

 

 1, 日々を過ごす中で、良いと思った物事や気づきなどを備忘録として残したい。

 2, 自分の活動を人に知ってもらい、フィードバックを受けたい。

 3, 文章力を向上させたい。(一番の目的)

 

ここで書くことは、ほぼ日記に近いかもしれません。

 

しかし、個人的には自分のためのPDCAの記録として、

ビジネスと趣味の面で活用できたら嬉しいかなと思います。

 

ゆるゆると無理しない程度に続けていこうかと思います。